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修羅場 価格: 1,200円 レビュー評価:4.5 レビュー数:32 彼女のファンの中では少数派かもしれないけど、正直、絶頂集とかに見られる彼女のパンキシュな路線はあまり印象に残っていない。
この曲は抑制されたストイックな印象で、コアなファンには「らしくない」と不評かも知れないが、逆に言えば、彼女のアクの強さ故に拒絶している層にも希求しそうだ。凡百の作り手は激しさを表現する際には音数や楽器を増やすが、音数を減らしてもその背後に煮えたぎっている激情を表現できる彼女はやはり只者ではない。この「引き算の美学」を極限まで推し進めたのがカップリングの落日だろう。これは単に枯れた曲ではない。最後のアレはあんまりにも酷い蛇足ですが。
彼女自身も、音楽 |
平成風俗(初回限定盤) 価格: 3,360円 レビュー評価:4.0 レビュー数:64 東京事変としての活動を経ての、ソロ名義としては約4年ぶりとなったアルバムだけに、あらたな聴きどころがタップリ。フォトグラファー蜷川実花の初監督映画であり、土屋アンナの主演で花魁の生きざまを描いた「さくらん」の音楽監督就任を機に書き下ろされた新曲の3や10などは、別バージョンでの収録ながら華やかで艶っぽく、彼女の十八番とも言える女性の情念的な際立ちも鮮やかだ。が、全編にわたって編曲および指揮を手がけた斎藤ネコとのコラボレーションぶりがそもそも素晴らしく、オーケストラ演奏をともなって展開する林檎ワールドは官能的である以上に幻想的。今までになく流麗かつムーディで、身も心も酔いしれるとは、きっとこん |
座禅エクスタシー [DVD] 価格: 4,200円 レビュー評価:4.5 レビュー数:22 今の東京事変の椎名林檎より、椎名林檎としてのライブは、
躍動感があって好きです。 |
性的ヒーリング〜其ノ壱〜 [DVD] 価格: 3,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4
『歌舞伎町の女王』
初めてこの曲の題名を見た時は本当にびっくりした。
歌詞を読んで又更に驚いた。
私が椎名林檎を好きになるきっかけとなった曲である。
そして、このビデオクリップ集の中で必見なのは、
やはり『本能』でしょう。
冒頭の、床から起き上がる林檎さんの姿が何とも言えず色っぽくて、
最初から最後まで目が離せません。
看護婦姿で何枚ものガラスを叩き割る林檎さんの姿に、
ついわが身を重ね合わせてしまう。
誰もが多少なりとも、そういう |
性的ヒーリング〜其ノ弐〜 [DVD] 価格: 3,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6
『闇に降る雨』が素晴らしい。
曲の良さとテンポの良さ。
大きな洋館で踊るバレエと、
深い森の中の「狂気」に迷い込んだような映像。
そして女の子を抱きながらこちらを見つめる
椎名林檎の何もかも見透かしたような強い目。
曲と映像すべてがマッチしていて、
きれいでありながらも、ゾクゾクするような怖さを感じる。
そして、『アイデンティティ』の
引き込まれてしまうようなスピード感と
『罪と罰』の破壊。
そう、壱の『本能』で見せた破 |
Electric Mole (初回生産限定版) [DVD] 価格: 5,800円 レビュー評価:4.5 レビュー数:13 この実演は本当に素晴らしいです。バンド東京事変のテクニックやアレンジ、ボーカルとの一体感も最高な相性で、「りんごのうた」を節目に一旦ソロを休止してまでバンド活動に専念するに至ったことも頷けます。 またソロとしての林檎女史が自身をストイックにギリギリまで追込み表現されたボーカルの質の高さには鳥肌が立ちます。また着物姿も眩いですが、言葉一つ一つの仕草、曲ごとに鮮やかに変化していく唄は色艶やかです。 それだけに映像演出上、途中で切れてしまう画や音にがっかりしてしまいます。飢餓感を煽っているのかも知れませんが、観る側は落ち込みます。 映像作品とはいえやはりライブです。途 |
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LOVE LOVE LOVE 価格: 3,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 '87年にEMIから発売された、確か「抱きしめたい」ってトリビュートアルバムが良かったのでCDにならないかなと思っていたら、本家?のリマスター盤に併せるようにこのCDが出たので早速聴いてみた。まず1曲目の布袋による「BACK・IN・THE・USSR」が非常に良い。様々なミュージシャン達が各々、自分なりの解釈でビートルズを表現しているわけだが、この「USSR」は将に「HOTEI」流というか「ギタリズムバージョン」といった感じで、そのスピード感がたまらなく格好いい。アルフィーの「TICKET TO RIDE」はいろんなリフやメロディーがちりばめられていてアイディア物というか「本当にビートルズが好 |